発達障害&双極性障害の女と平凡な男の日常

発達障害&双極性障害を持つ女と普通な男カップルの日々です。くだらない文章が好きなので関係ないことも書きます。

『花束みたいな恋をした』を観ました。

こんにちは。OJUです。

 

今日は仕事が休みだったので映画を観に行きました。

 

彼女と始めて会った日、ご飯を食べてそのままなぜか映画館に行ったという思い出もあり、僕にとって映画館はすごく大事な場所です。

そのときは『クワイエット・プレイス』を観ました。僕がホラー映画好きなので、付き合わせてしまいました。川のせせらぎの音で彼女がビビッていたのが面白かったです。

 

 

 

今日は彼女のリクエストで『花束みたいな恋をした』を観てきました。

それの感想をつらつら書きたいと思います。今更とか言わないで。

 

 

内容としては、絹(有村架純)と麦(菅田将暉)の恋の始まりから終わりまでを描いている感じです。

二人は凄いサブカル好きで意気投合して惹かれあってお付き合いに至ります。学生の頃は2人で楽しく暮らし、卒業してからもやりたいこと(麦はイラストレーターになりたい)や楽しい生活の延長を続けるために、お互いフリーターという道を選びますが、それが続くことはありません。

麦は2人での生活を守るために夢を諦め就職します。絹を資格をとって事務の仕事に就きます。

この辺りから2人の気持ちはすれ違い始めます。麦は「生きるため」「2人の将来のため」に仕事をしなければならないという考えのもと働いているのに対して、絹は「やりたいことをやるため」「楽しく暮らしていくため」の仕事であって、仕事が第一の優先事項ではないのです。

 

そこの気持ちのギャップを埋められないまま2人の気持ちは離れていき、最終的にはお別れするという結果になります。なんやかんやで2人とも笑って前を向くというラストになってますし、「失恋を乗り越える」という部分が主題ではないので、この2人が分かれるところまでで一つの物語だったんだな~という感じです。

 

 

 

この映画には僕がいました。(菅田将暉ではないですよ?)

麦にしろ絹にしろ、気持ちとか行動とかすごく自分と重なる部分があって、共感を通り越して出演していると錯覚しました。結婚式で拍手するシーンがあるのですが、自分を結婚式場に座っている感覚に陥って、映像につられて拍手してしまって恥ずかしかったです。

 

恋人と2人で楽しく暮らしていければそれ以外はいらないと思うあの無敵な感じ、麦が就職する決意をする場面、就職したら忙しくなって仕事で脳内が支配される感覚、絹のやりたいことや好きなことを仕事にしたいという考え方、全部知ってます。

 

最後お別れするシーンも、自分のことのように感じて涙がポロポロです。

彼女も泣いてるかな?と思ってハンカチを渡したら、全然泣いていませんでした。ポップコーンを食べた指をふくためのハンカチだと思ったらしい。そんなわけあるかい。

 

 

恋愛映画なのですが、三角関係とかイベントとかはほとんどないので、恋のワクワクドキドキというより、「生き方」みたいなものを考えさせられる映画だったと思います。

「好きなことをして生きたい」「充実した人生」こういう考え方はとても大事で本来一番重視するものだと思います。

でも、社会はそれを簡単には許してくれません。

僕も「やりたいことをやりたい」とニートしてたから、「好きを仕事に」という考え方はめちゃめちゃわかりますし、それができずにとりあえず生活の為に働くという気持ちもめちゃめちゃわかるんです。

 

どっちが正解とかでもないと思います。ただどうやって生きていけば自分が納得できるのかは考える必要があるのかなと思います。

 

 

ホラーとサスペンスが好きで、普段恋愛映画とか全く観ないのですが、この映画は観て良かったなと思います。人にはおすすめしずらいですが、僕にはけっこう刺さりました。

 

 

 

 

映画のレビュー(感想?)って難しすぎ。なんだこれ?なんかよくわからん文章になっちゃった。最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

 

 

OJU